変数の型の変換
今回は、変数の型を変換する方法を紹介します。
整数の値を実数の値(小数点含める値)に、実数の値を整数の値に変換する方法です。
#include<stdio.h> void main() { /* 変数の初期化 */ int a1, b1; double a2, b2; a1 = 5; a2 = 3.9; /* キャストして代入 */ b1 = (int)a2; b2 = (double)a1; printf("a2の値(%f)をintに変換:%d¥n", a2,b1); printf("a1の値(%d)をdoubleに変換:%f¥n", a1, b2); }
変数の初期化を行います。
a1(整数)、a2(実数)に値を代入しています。
#include<stdio.h> void main() { /* 変数の初期化 */ int a1, b1; double a2, b2; a1 = 5; a2 = 3.9;
整数型の変数b1に実数型の変数a2の値をintに変換して代入
実数型の変数b2に整数型の変数a1の値をdoubleに変換して代入します。
このような型の変換をキャストと言います。
intに変換したい場合は(int)
doubleに変換したい場合(double)と記述します。
/* キャストして代入 */ b1 = (int)a2; b2 = (double)a1; printf("a2の値(%f)をintに変換:%d¥n", a2,b1); printf("a1の値(%d)をdoubleに変換:%f¥n", a1, b2); }
実行すると以下のようになります。
a2の値3.9が、int型の値に変換されて小数点以下が切り捨てられています。
a1の値5が、double型の値に変換されて小数点以下の数値がついています。
おわりー
それではまた^^ノシ